私どもでは時折、「和箪笥の金具を自分で取り替えられますか?」あるいは「錠を無くして引き出しが開けられずに困っています」といったご相談をお客さまよりいただきます。これらのお困りごとの中には、コツをつかみさえすればご自分で解決できることもあるものです。ここでは、お客さまから寄せられる代表的なお困りごとの解決方法をいくつかご紹介いたします。大切な家具を長くお使いいただくために、ぜひお役立てください。
【お困りごとの解決方法】
1.引き手の交換方法
2.錠の交換方法
3.和箪笥の鍵を紛失した際の解決方法
4.ご購入、お問合わせ方法
1.引き手の交換方法
◆金具の選び方◆
壊れた引き手を取り外します。
取り外した後に残った穴の間隔(足巾)を測ってください。
カタログより、同じもしくは近い足巾の引手を選び、ご購入ください。
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※足巾は1~2ミリ違っていても大丈夫です。
※ここで、合う引手がない場合は、ご相談ください。
◆金具の取り付け方法◆
引出しの前面より差し込みます。
付属のワッシャーを裏の棒ネジに取り付けます。
ナットを取り付けます。
最後はラジオペンチなどで、固く締めます。
※多少、穴が大きくても、ここでナットを強く締めることで、しっかり固定されます。
残った棒ネジを、ナット付近で折るようにして切り落とします。
最後にキャップをかぶせて、完成です。
2.錠の交換方法
◆古い錠の確認◆
ドライバーで木ネジを取るだけで、壊れた錠は簡単に取り外せます。
取り外した錠の画像の部分の寸法(芯間)を測ります。
この芯間が24ミリですと、新しい錠と交換が可能です。それ以外の寸法ですと、弊社の商品では合いません。念のため一度ご相談ください。
カタログより、同形状(両爪or両溝)の商品を選び、ご購入ください。
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◆金具の取り付け方法◆
画像のように、鍵を差し込んだ状態で錠を取り付けてください。
鍵がない場合は、錠を取り付けた時、鍵穴の正面から錠前の芯が見える位置へ調節してください。
鍵穴に合わせて取り付けると、画像の様に木ネジ穴が合わない場合があります。
木ネジ穴が合わない時は、マッチで古い穴をふさぎます。
こうすることで、新しい錠の木ネジを締めることができます。
※楊枝の方がご家庭にはあると思いますが、楊枝では固すぎます。極力マッチのご使用をお奨めします。
穴を埋めた上から、木ネジを締めて完成です。
3.和箪笥の鍵を紛失した際の解決方法
ここでは、お探しの鍵を見つけていただけるようサポートいたします。
ご注意:ご購入いただいた鍵でも解錠できないことがございます。
弊社ではその責任は負いかねますので、予めご承知おきくださいますようお願いいたします。
(考えられる理由:錠自体が壊れている、錠のメーカーの違い、錠の経年劣化など)
◆まずは、下記の質問チャートをお試しください。◆
(1)失くした鍵の鍵先と同じものを探して、カタログでご確認の上ご購入してください。
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鍵の種類
※鍵穴に入るかどうか、鍵の太さもご確認ください。
(2)錠を取り外してみてください。
取り外した錠の芯の形状から、該当する鍵をお選びいただき、カタログでご確認の上ご購入ください。
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(3)鍵と錠の形状がわからないため、お探しの鍵がわかりません。
もし、お客様がご了承いただけるなら、弊社取り扱いの鍵をすべてご購入いただき、お試しいただくことを御提案します。
ただし、解錠できなくてもその責任を弊社が負いかねることを予めご承知おきくださいますようお願いいたします。また、ご購入後のご返品はお受けすることができないことも、予めご承知おきくださいますようお願いいたします。
(4)鍵穴が丸以外ですと、弊社商品では合う鍵はほぼないと思われます。
ただし、丸ではない鍵穴に使う鍵も取り扱っております。詳しい形状を掲載しますのでご参考になさってください。また、ご不明な点はお気軽にお問合わせください。
お問合わせはこちら→
4.ご購入、お問合わせ方法
◆ご購入◆
ご購入につきましては、ご購入ご希望の商品とご連絡先を明記の上、FAX(03-3661-7186)または、お問い合わせフォーム(お問合わせフォームはこちら)にて、ご連絡ください。
◆お問合わせ◆
お問い合わせにつきましては、お問い合わせ内容とご連絡先を明記の上、FAX(03-3661-7186)または、お問い合わせフォーム(お問合わせフォームはこちら)にて、ご連絡ください。